君の未来に幸あれ

好きを追って生かされるオタクの備忘録。

走り抜いたこの1年、さぁ未来に続け 〜Snow Man デビュー1周年おめでとう〜

2021.01.22

まるで今日を祝うために、と言いたいくらいの快晴だった。数日後に降雪予報をされているのが信じられないくらいに。

 

 

朝から泣きそうになったあのデビュー日から今日で1年。早かった。あっという間だった。生きてきて一番早く感じた1年だった。

 

早さを感じたのは、もしかしたら今の世界情勢もあってのことかも知れないけれども、それにしても早かった。

 

デビューして数ヶ月で世界は大変な事になり、当たり前の事が当たり前では無くなったこの一年。目に見えないモノに侵蝕されて、数ヶ月前まで見ていた風景がガラッと変わってしまった。

まさかな出来事や、現実的ではないことを『映画みたいだね』なんてよく言ったりするけれど、実際に生きている世界が本当にそうなってしまうとは思わなかった。

 

もし予定通りオリンピックを開催していたら、

デビューコンサートを予定通り出来ていたら、

アジアツアーを無事まわれていたら、

 

そんな事を考えたとて、何も変わらないし、仕方のない事だけれども。でもやっぱりどうしても、“誰のせいでもない”という事が、悔しさをぶつけるにも何に対してぶつければ良いのかわからない。

 

私ですらこんなに考えるのだから、本人達は何倍悔しかったんだろうか。

何年も夢見ていたデビュー。やっと手にしたデビュー。経験したことの無い世界に行く不安がある中でも、明るい未来を夢見ていたはず。

 

まぁ、彼らだけが特別に苦境に立たされた訳ではなく、今生きている全ての人が同じ状況といえばそれまでではあるけれども。よりによって、なんで今なんだろう。神様は彼らにいくつ試練を与えれば気が済むのだろう、とまで思ってしまった。

 

 

 

 

緊急事態宣言が発令されて、私はほぼ丸2ヶ月家に籠る生活になった。アパレル勤務だから仕方ない事だし覚悟はある程度していたし、『これを機会にゆっくりとことんのんびりしよう。気持ちを休めよう。』なんて思っていたけれど、休まるどころかメンタルは思っていたよりしんどかった。

 

何かをする気力も無く、外も出れない。誰かに直接会うことも出来ない。適当にSNSを見たり、見てなかった録画した番組を見たり、漫画や小説を読んだり。定期的に持ち帰った仕事をやったり。なによりもこの不安な気持ちを誰かに言える訳でもないし、仮に言ったところで解決できるとも思えなかった。(変なところでドライなのも良くないわな)

 

リモートがある今、ありがたいことに間接的に飲み会をしたりする事はあったけれど、1人暮らしの私にとってそれが無ければ、丸一日誰とも話さないという日もざらにあった。

 

丸6年、時には精神崩壊一歩手前まで辛い思い(まぁパワハr)をしながら、理不尽なクレームや要求にも耐えながら、それでも何だかんだ好きな仕事なはずなのに、やっぱり世の中には必要のない仕事なのではないかと思うようになった。衣食住の中で、生活に困った時に一番最初に切り捨てる(というよりも切り捨てやすいし、最悪無くても生きていける)ものは“衣”であることは間違いなくて。数年後、いや、数ヶ月後、私は何をしているんだろう、何が出来るんだろうとまで気持ちは落ちるところまで落ちた。

 

でも、リモートで更新してくれていたYouTubeやラジオ、今まで出演していたTV番組などを毎日日課のように見ていて、根本の部分が解決する訳では決してないのだけれど、少なくとも彼ら9人を見ている時は楽しい気持ちになれていたことは紛れもない事実だ。

 

緊急事態宣言が解除されて仕事が再開されたあとも、

『よし、キッシンに向けて頑張って働く!』

『歌舞伎映画化、やったーーーーー!』

『オフショだーーー!やったーーー!』

『現場当てる為に徳を積む、働く!』

 

そんな事を思いながら、毎日をなんだかんだ生き抜いて来れたと思う。

 

いい歳してアイドルに一喜一憂するなんて、とか思われるだろうし、時には自分で自分に対して思うこともあるけれども、むしろ今この歳だからこそこうやって夢中になれる事があるのは素敵な事だと思う。たまたま、それがアイドルで、ジャニーズだっただけなのだ。

 

 

“1人で寂しいなぁ(笑)”とか“その歳でジャニオタはやばい(笑)”とか時々言われるけれど。言わせてもらう。

 

うるせぇ、余計なお世話だ。

 

現状、私は彼らのおかげで色々頑張れているんだし、それでいいじゃないか。

私は、幼い頃から自分の好きになったモノや人物に自信と誇りを常に持っている。自分のセンス云々とか全然そういう話では無くて、好きになったモノや人物に対しての最低限のマナーとリスペクトを込めて、だ。幸せの在り方は人それぞれなのだから、少なくとも公私共にしんどかった時に支えてくれた“大好きな9人”はこれからも私にとって大事な存在であり続けると思う。

 

 

まさか世界がこんな事になるなんて、誰も予想してなかったでしょう。なんなら、今この現状も長い夢でも見続けているんじゃないのかとすら思う。

 

ただ一方で、『良い意味で』『まさかこんな事になるなんて思わなかった』景色を沢山見せてもらえた。

ミリオンを連続で取ったり、SNSのトレンドに度々上がったり、雑誌だって重版かかったり、予約すら大変だったり。

 

色々な“初”を獲っていく姿。

いつだって彼らは『ファンのおかげ』と言ってくれるけれども、そもそも魅力的で素敵な人達でなければファン達だってこんなに必死に追いかけ続けたりなんかしない。間違いなく本人達の実力と魅力によって出せた結果なんだよ。

 

 

デビュー1年目、常にアクセル全開で走り抜けてくれてありがとう。

2年目、力を抜いてゆっくりするときが時にはあってもいいよ。どんなに性能の良い車でも走り続けたら負荷がかかってしまったりするものだから。と、言っても彼らは止まる気なんてさらさら無いだろうね。

 

夢に小さいも大きいも無いのかも知れないけれど、彼らが夢見ている事が全部一つ残らず叶いますように。明るすぎる未来が彼らを包み込んでくれますように。

 

 

無理難題な夢をまた見ような!!!!!!

 

そして、健やかに、どんな時も9人で笑っていて。

 

 

 

改めて

Snow Man、デビュー1周年おめでとう、そしてありがとう。

 

 

 

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